出版案内

ダモイ 遥かに

ダモイ 遥かに

  • ISBN978-4-89610-083-9 C0093
  • 辺見じゅん著
  • 四六判・上製・248頁
  • 2008年 4月18日発売

  • 極限の状況下、かくも気高く生き抜いた男たちの美しき物語
  • 【選定図書】に選ばれました!
  • 日本図書館協会 【選定図書】に選ばれました!
    全国学校図書館協議会 【選定図書】に選ばれました!
  • パブリシティ情報
  • 新聞・雑誌で紹介されました!
    2008.冬号 No.18 Mom mo(モンモ)「私の本棚から」
    2008.09月号 ミスター・パートナー「終戦記念日特別対談」
    2008.8.2特大号 週刊東洋経済「Reviewレビュー03」
    2008.07.27 山陰中央新報「記者の書評」
    2008.06.15 読売新聞「書評」
    2008.06.05 東京新聞(夕刊)「『記憶』の遺書に心の共鳴」
    2008.06.01 朝日新聞「読書」
    2008.05.21 高知新聞「辺見じゅんさん新作・安芸中高教諭が帯執筆」
    2008.05.14 北日本新聞「平和の訴え子どもに」
    2008.05.14 毎日新聞「ブックウオッチング」
    2008.05.08 高知新聞(夕刊)「旬の一冊」
    2008.04.30 北日本新聞「中高生に希望伝えたい」

内容

  • シベリア収容所に抑留された70万余の日本人。飢餓と過酷な労働の中、希望を捨てず、仲間を励まし続けた男がいた。仲間たちは彼の遺書を家族に届けるべく、命がけの行動を実行する・・・。

目次

  • プロローグ
    第一章 地獄へのダモイ
    第二章 白樺のこやし
    第三章 傷ついた鶴
    第四章 シベリアの氷柱
    第五章 ツル作戦
    第六章 ハパロフスク事件
    エピローグ
    この本を読んでくださったあなたに

著者プロフィール

  • 辺見 じゅん(へんみ じゅん)
    富山県生まれ。早稲田大学文学部卒業。編集者を経て、歌人・作家として活躍。『男たちの大和』(角川春樹事務所)で第3回新田次郎文学賞、『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文藝春秋)で第11回講談社ノンフィクション賞・第21回大宅壮一ノンフィクション賞、『夢、未だ盡きず―平木信二と吉岡隆徳』(文藝春秋)で第9回ミズノスポーツライター賞、歌集『闇の祝祭』(角川書店)で第12回現代短歌女流賞を受賞。他著書に、『女たちの大和』(角川春樹事務所)、『昭和の遺書―南の戦場から』(文藝春秋)、『暁の超特急―吉岡隆徳ものがたり』(松江今井書店)、『花子のくにの歳時記』(角川春樹事務所)など多数。

「この本を読んでくださったあなたに」より一部紹介

  • この事実を元に平成元年六月にノンフィクションの『収容所から来た遺書』(文春文庫)を刊行した。しかし、この本を書いた当時は、取材許可が下りず、シベリアに行けなかった。最初の本の刊行から二十年近い歳月がたつが、その間に世界情勢は変わり、実際にシベリアに行くことがかなった。あらためて山本さんをめぐるシベリア物語を書いてみたいと何度も思ったりした。
  • 今回、三年ほど前から少しずつ書き始めたのは、あらたな事実が確認されたこともあったが、そのうちでもドイツ軍によって息子を失ったロシア人のご遺族から聞いた鶴の歌や彼女の友人たちなどの話が心に残っていて、私にもう一つの物語を紡ぐ力を与えてくれたのである。