朝の読書交流会のご案内
- 第9回「朝の読書」広島交流会
- 広島県内ではすっかり定着した「朝の読書」。いつでもどこでもだれでもできる「朝の読書」。現在全国で25871校、広島県では780校が実践しています。(H20.6.13現在、朝の読書推進協議会調べ)毎朝10分の読書で読書好きになることはもちろん、集中力がついた、落ち着きが出てきたなど様々な効果が表れました。交流会の内容も
「広める」から「深める」へと変わりました。しかしその一方で、すぐには効果が得られない地道な教育活動であるために、「朝の読書」の時間が別の時間へ取り替えられていく現状もあります。「広める」から「深める」そして「確かめる」へ。「朝の読書」とは何なのでしょうか。
- 今年は広島大学大学院教授 山元隆春先生をお迎えします。子どもと読書の関わりについてお聞きするとともに、「朝の読書」の意義を考え、今私たちに何ができるかを考えるきっかけにしたいと思います。お忙しい夏休みですがほんの半日の時間、未来を担う子どもたちのため、「朝の読書」とは何か今一度「確かめる」機会として、日頃の思い・悩み・疑問をざっくばらんに交流しましょう。是非ご参加ください。
- 交流会参加要項
- ■日 時
- 平成20年8月2日(土) 13:00〜16:30
- ■会 場
- 広島県立生涯学習センター
広島市東区光町2-1-14 TEL 082-262-2411
- ■主 催
- 朝の読書実践研究会広島県世話人
- ■後 援
- 広島県教育委員会 広島市教育委員会 朝の読書推進協議会
- ■参加方法
- 申込書にご記入の上、FAX・郵便・E-mailでお申し込みください。
広島県立広島皆実高等学校 FAX 082-251-6442
E-mail y-shiomik942052@hiroshima-c.ed.jp
〒734-0001
広島市南区出汐2-4-76 広島県立広島皆実高等学校 塩見裕子 宛
※申込書は、ここからダウンロード後、プリントアウトしてください。
※申込書のダウンロードには、Adobe Reader(無料)が必要です。
- ■会場費・資料代等
- 2,000円 ※当日会場でお支払いください。
- ■申込締切
- 平成20年7月25日(金)
- ■定 員
- 70名(小・中・高校の先生など)
- ■問い合わせ先
- TEL 082-251-6441 塩見(広島皆実高)
E-mail y-shiomik942052@hiroshima-c.ed.jp
- ■交 通
- ○JR広島駅新幹線口(北口)から約700メートル
○JR広島駅南口から約900メートル
(駅構内地下自由通路を経由)
○紙屋町からバス(広島バス)約20分
・県庁前〜戸坂東浄団地行(若草町下車約600メートル)
・バスセンター〜寺分行(若草町下車約600メートル)
・バスセンター〜上温品行(若草町下車約600メートル)
・バスセンター〜上深川行(若草町下車約600メートル)
・バスセンター〜小河原車庫行(若草町下車約600メートル)
- 交流会の内容
- 12:30 受 付
-
- 13:00 開会挨拶
- 朝の読書実践研究会広島県世話人代表 塩見 裕子
- 基調講演
- 山元隆春 氏(広島大学大学院教育学研究科教授)
演題「生き延びる経験としての読書」
- 休 憩
-
- 15:00 分科会
- 校種別分科会交流(自由討議等)
- 16:00 分科会報告
- 全体討議 まとめ
- 閉会挨拶
-
- 16:30 閉 会
-
- ※事前に出していただいたアンケートは交流資料としてまとめ配布します。
- ※これから始めようとされる先生、行き詰まりを感じておられる先生など、互いに「朝の読書」について語り合い励まし合い、情報交換をして、元気に楽しく取り組んでいける会にしたいと考えています。実践されている先生方、資料等がありましたら是非ご持参ください。
- 講師紹介および分科会内容
- 山元隆春(やまもとたかはる)氏
- 広島大学大学院教育学研究科 教授(国語文化教育学講座)
- 1961年 鹿児島県生まれ。1988年 広島大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。鳴門教育大学助手・講師、広島大学講師を経て、現職。現在は、文学作品に対する読者反応の発達論的研究
・読むことの学習開発に関する研究・英米における読者反応理論の展開に関する研究などを中心に様々な面で活躍。
- なお、演題にある「生き延びる経験」はlived-through experienceの訳語。「読書は本の世界に浸りながら読者が何事かを乗り越え、生き延びる経験である」という主張をされているアメリカの読書理論家ルイーズ・ローゼンブラットの用いていることば。今回は、子どもの読書経験の意味について、絵本や児童文学・YA文学の作品をもとにして、アメリカの読書教育論・読書教育実践の情報にも触れながら、講演していただく予定。