メディアパル『子どもの学ぶ力を伸ばす「朝の読書」』を発売
〜自ら考え、自ら学ぶ意欲を育てる〜
- 平成18年3月29日
- 株式会社トーハンが推進する「朝の読書」運動の関連書として、関連出版社の株式会社メディアパルから『子どもの学ぶ力を伸ばす「朝の読書」』(林公著・A5判・並製・定価1,260円[本体1200円])がこの度発売された。
- 本書は、「朝の読書」の提唱者である林公氏が「朝の読書」実践校2万校を超えた(朝の読書推進協議会調べ)今こそ、「朝の読書」について理解を深めてもらいたいという著者のメッセージをまとめている。
- 2004年のOECDによる生徒学習到達度調査の結果をうけ、ゆとり教育を翻し、授業数を増やすといった学習指導要領の見直しが行われているという。一方先の調査で上位に位置したフィンランドの例を引き、「フィンランドの教育が他国に抜きん出た成果をあげているのは、他ならぬ学校教育と日常生活の双方において、読書を徹底重視した結果である」として、そのような意味において「読書」を伝える「朝の読書」運動の重要さを再確認したと語る。
- 著者は、運動のごく始まりから今日までの18年間の運動が広まりを見、まさに「朝の読書」の成功は教師の力が大きいということを確認したという。今後、本書を中心に各地で学習会などを計画し、さらに個人のレベルで「朝の読書」の理解を深める契機にしてもらいたいという。
- 「朝の読書」は4月4日現在、全国で21,544校(小学校13,813校 中学校6,248校 高校1,483校)で実施されており、全国の学校数の半数を越えるまでに至っている(「朝の読書推進協議会」調べ)。
著者は、「朝の読書連絡会」として「朝の読書」運動の普及に尽力、講演活動など、学習会などを積極的に催している。
【本件に関するお問い合わせ先】
メディアパル 船木 TEL 03-5261-1171 FAX 03-3235-4645