成田の新空港は開業したものの、「スカイライナー」の利用客は、大荷物を持ってのバス連絡が嫌われて低迷していた。加えて、通勤輸送についても、平行する国鉄総武線の複々線化・総武快速線の開業、営団(現・東京メトロ)地下鉄東西線の津田沼乗り入れにより、京成船橋駅での乗客逸走が顕著になり、鉄道事業が欠損となる事態を迎えた。さらに空港建設反対運動による度重なる成田空港の開港延期により、空港線への投資は会社経営上の大きな負担となり、流通や不動産など関連事業の不振も加わって、京成電鉄は創業以来の“経営危機”に陥った。このため抜本的な経営再建策が執られた。その結果、業績は次第に回復し、黒字化、復配、民営鉄道協会への復帰などが進んだ。下巻では1980年代から現在までの歴史と車両の変遷をたどる。
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