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名古屋市営交通の100年 ~市電から市バス、そして地下鉄へ~

名古屋レール・アーカイブス / 服部重敬

発行
フォト・パブリッシング
判型
B5判・並製
ページ数
352ページ
発売日
2022年8月1日
ISBN
978-4-8021-3340-1 C0026
定価
4,950円(本体4,500円+税10%)

地下鉄、バスなど、名古屋市の都市交通を担う名古屋市交通局は、2022(令和4)年8月1日に創立100周年を迎える。路面電車を運行していた名鉄の前身である名古屋電気鉄道から事業を引き継いでの創業で、名古屋市では電気局を創立して運行にあたった。その後、1930(昭和5)年2月にはバスの営業を始め、1957(昭和32)年11月にはわが国3番 目の地下鉄が営業を開始した。この間、終戦直後 の1945(昭和20)年9月には電気局を交通局と改称し、都市規模の拡大にあわせて市内全域に路線をめぐらせ、市民の足を担ってきた。1974(昭和49)年3月には、77年にわたり運行してきた路面電車を廃止している。
本書は、こうした名古屋市交通局の歴史を、その前身である名古屋電気鉄道の時代から、 路面電車、地下鉄、バスと、終戦前後に一時的に運行した無軌条電車(トロリーバス)にわけて紹介。記述は車両や運行など趣味色を強く押し出しているが、名古 屋の都市交通史としてもご覧いただけるよう、資料的にも充実。