頸城鉄道は新潟県にあった小さな軽便鉄道。小さな軽便鉄道だが、冬には唯一の命綱になったりする。その格闘劇を含めた貴重な記録。梅村正明さんは、その頸城鉄道に通い詰めた斯界では有名な人物。人柄そのままの温かみのある写真は鉄道好きの間でも評判が高い。列車の走っているいわゆる「鉄道写真」だけでなく、その周辺、人物、駅などにも目を注ぎ、フィルムにしっかりと記録している。すでに廃止されてから50年が経過する頸城鉄道だが、地元に保存会モつくられ活発な活動を行なっている。それほど印象深い鉄道。その冬の姿を追いかけ全貌を梅村写真で再現する。きっと懐かしさが心にしみる筈だ。
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