クルマ好きがクルマ好きのためにつくる季刊誌「自動車趣味人」37号は、おかげさまで10年目に突入し、ますます豊富な内容でお届けします。巻頭は「巳年」ということで「巳」のエンブレムを持つ人気の二題、アルファ・ロメオSZとACコブラのグラフ。特集はニ人の趣味人を採り上げ、「静」と「動」の対比をまとめます。片や、45年前に弱冠29歳でフェラーリ308GTB日本輸入第一号車を新車で乗ったひと。いまは実物のクルマから離れ、小さなモデル制作に勤しんでおられる。その彼の作品といち早く手に入れたのが、もうひとりの趣味人。5年掛かりで完成したアバルトを走らせ、小さなモデルを愛でる、彼のコレクションは興味深いものです。ほかに、ボルボのミーティング、ランボルギーニの新車など、話題豊富な内容です。