メディアパル『学力を高める「朝の読書」』を発売
〜一日10分が奇跡を起こす―検証された学習効果〜
- 平成20年6月27日
- 株式会社トーハンの関連出版社、株式会社メディアパルは、このたび「朝の読書」の関連書として『学力を高める「朝の読書」』(山崎博敏 編著・A5判・並製・定価1,155円[本体1,100円])を発売した。
- 「朝の読書」は、1988年に千葉県の高校で提唱・実践され、今年で20年目となる。たった1校での試みから始まり、現在では、25,900校を超える小中高校で実施されるまでになっている(朝の読書推進協議会調べ)。
- 本来、「朝の読書」は、学力向上を目的とした読書運動ではなく、本を心の栄養素として読書を通して豊かな人間性を育むことを目指した運動である。始業前の10分間静かに本を読むことで、“落ち着きが見られる”“集中力がついた”などの効果が報告され、結果として学力にも良い影響を与えることが以前から言われていた。
- 今回、広島大学の山崎博敏教授とその研究グループが、「朝の読書」が学力に与える影響について調査・研究をし、数値で裏付けすることに成功。「朝の読書」が学力に与える効果を、はじめて数値で明らかにした。
- 本調査は、「朝の読書」と国語や算数の点数との関係、家庭生活への影響、学級規模による差など、「朝の読書」が与える影響との関連を、多岐にわたって検証している。
- すでに全国の半数を超える学校で実施されている「朝の読書」。現在、「朝の読書」に取り組んでいる学校の先生方には、あらためて『読書の力』を信じるメッセージとして、これから新たに取り組む先生方には、導入の際の検討材料として、また、保護者の方々には家庭教育の指針として読んでいただきたい。
【本件に関するお問い合わせ先】
メディアパル 船木、和田 TEL 03-5261-1171